私は家の建て替えで注文住宅を建てました。
注文住宅なので全部工務店と話し合って、一つ一つ決めていきました。
たくさん悩みましたが、その中でも結構迷ったのが窓枠の色でした。
その経験から窓枠を選ぶ時のおすすめは、部屋の建具の色で判断するということです。
我が家は1階と2階の建具の色と床の色を変えているので、ちょっと変わっています。
実際の写真と一緒に紹介していこうと思います^^
1階の窓枠の色は明るい木の色
我が家は1階と2階の建具と床の色が違います。
この決断は勇気がいりました。
工務店の方に聞いても、そんなことをする人はあまりないというでした(;・∀・)
私は家で長く過ごす空間は明るくてあったかい雰囲気が良かったので、リビングダイニングのある1階の建具は明るい木の色にしました。
床もこの建具の色に似ているナラの無垢です。
全体的にやわらかい雰囲気になってくれたので、この選択は正解でした(*^^*)
と、ここまではそんなに悩まず決めました。
問題は窓枠の色です。
建具と床の色から考えて、選択肢は2つ。
建具や床と同じような明るい木の色か、何にでも合わせられる白か。
家を建て替えたのは5年前ですが、すごく悩んでいたのが印象に残っています。
窓は面積が広いです。
なので窓枠自体も結構な大きさになります。
我が家の窓枠は幅が11.5センチ。
壁に対して窓と窓枠の割合が大きいので、窓枠の木の色が良いアクセントになってます。
窓枠が白だったとすると、壁紙の白と一体化して見えますよね。
その分部屋が広く感じるのかなとも思いますが、私は1階全体の雰囲気に合っているので、建具と同じ明るい木の色にして良かったと思っています^^
2階の窓枠の色は白
これは2階の寝室の窓です。
1階の建具と床と窓枠とカーテンレールが明るい木の色だったのに対して、2階は窓枠とカーテンレールを白にしました。
それは2階の床の色がこんな感じだからです。
1階の明るい木の色に比べると、とても暗い色です。
我が家は息子2人なので、子供部屋になる2階はちょっとシックにカッコよく作りたかったんです(^^)
建具もこの色に合わせてこげ茶色にしています。
といっても、同じこげ茶一色ではないんです。
薄いところもあれば、濃いところもあります。
その加減が絶妙ですごく気に入っています^^
その色に合う建具もあったので、2階はこげ茶と白で統一してます。
逆光で少し見にくいですが、白い窓枠とカーテンレール。
建具とカーテンの茶色が良い感じだなと思います^^
1階と2階の床や建具の色を変えてる家はなかなかないかもしれません。
モデルハウスやお家の完成見学会も数多く見て回りましたが、私が見た中では1件もありませんでした(^^;)
なので相当な勇気のいる試みでしたが、結果的に良かったなと思います。
1階と2階の窓枠の色を変えたデメリット
1階だけ、2階だけを見ている分には全く違和感なく良かったんです。
でもその1階と2階を繋げている階段が微妙でした・・・(>_<)
我が家の階段には窓が2か所あります。
その2つの窓の枠の色が違うんですよ(^^;)
ある角度から見た時だけその窓が2つ一緒に見えてしまうので、そうなるとちょっと違和感です。
左の窓枠は木の色。
ちょっと隠れて見えにくいですが右の窓枠は白なんですよね。
ここはインテリアコーディネーターさんとすごく話し合って決めたところです。
その結果がこれなんですが、こうなるとどっちかに統一しても良かったかなと思います。
1階から見えやすい左の窓は1階に合わせる。
2階から見た時に見える右の窓は2階の窓に合わせる。
という法則(?)でやってみたんですけどね…
階段の色が1階の床の色に近い色なので、階段は1階に合わせるべきでしたね^^;
まとめ
窓は大きな面積を占めるので、その枠も大きくなります。
その色によって与える印象も変わってきます。
私は注文住宅を建てた経験から、次のように建具の色によって色を選ぶことをおすすめします。
・窓枠を同じ色にすると、あったかくやわらかい雰囲気になる
・窓枠を白にすると壁と一体感が出て、部屋が明るく広い印象を与える
・窓枠を白にするとシックな印象になる
・窓枠を建具と同じにすると、窓の景色を額縁のように切り取って印象付けてくれる
このような印象の違いがあると思います。
我が家は階段で失敗しましたがそうならないよう、窓枠の色で迷った時は参考にしてみてください。