新築になって5年、我が家には虫が発生したことはありませんでした。
蚊やハエはたまに外から入ってくることはありますが、ゴキブリやムカデは全く出たことはありません。
前の家はボロボロで穴だらけだったので、もう虫が出放題でした。
2階で寝てる時、天井からムカデが頭に降って来たこともあります( ゚Д゚)
今思うと本当ヤバイ家でした。
そんなことが日常茶飯事だった前の家から、虫が家の中に全く出没しない新築になってからは本当に快適でしたね(^^)
それなのに新築にして丸5年、突然大量のクロバネキノコバエが玄関と畑側の窓に発生しました。
その時の苦悩を書いてみようと思います。
2021年版はこちら↓
![](https://i0.wp.com/yumomama.com/wp-content/uploads/2021/03/クロバネキノコバエ 玄関-160x90.png?ssl=1)
新築から5年突然発生した大量の虫
あれは5月の中頃でした。
春から初夏へ移っていく時期で、だんだん暑い日も出てきたころです。
畑に植えている夏野菜の世話をしようとリビングの南側の窓から、畑に出て行こうとしたんです。
そしたら網戸にゴマ粒のような黒い点々が色んなところについていたんですよね。
最初は飛んできたホコリがついているんだと思いました。
何のホコリかとよく見てみると、それが動くんですよ( ゚Д゚)
それはホコリじゃなくて、コバエみたいな黒い小さい虫だったんです。
すごく気持ち悪かったので、すぐに殺虫剤を撒いたら、弱って地面に落ちて動かなくなったのでこれで大丈夫だと思って部屋に入りました。
そして数時間後網戸を見ると、またその虫が至る所にくっついていて黒い点々がたくさんあります。
またか!と嫌になりながら、また殺虫剤を掛けたら地面に落ちていなくなりました。
そんなことを数日繰り返していたんですけど、その虫は全然減らないどころかむしろ増えていきました(*_*;
何でだろう?とちょっと不思議に思って、殺虫剤を撒いて落ちた虫を観察していたんです。
そしたら、数分後その虫はぴくぴく動き出して、普通に歩き回り始めたんです。
この時の恐怖ったらなかったですね。
ここ数日殺虫剤を撒いて退治できたと思ったものは、後から全部復活してたんですから、一向に減るわけないんですよ。
むしろその網戸で増えているようだったので、日に日にどんどん多くなっていました。
大量発生した虫はクロバネキノコバエ
その大量発生した虫を検索してみると、色んな特徴からどうやら「クロバネキノコバエ」というコバエの一種でした。
コバエの一種なので何か対処法があるのかと色々見てみましたが、確実な退治方法はないようでした。
その理由として
・クロバネキノコバエは人体に悪い影響を与えない
・専門に研究している人がいない
これが原因で研究がされていないので、適切な対処法がなかったんです。
それでも何もしないわけにはいきません(。。;)
コバエの一種なんだからコバエがホイホイが効くだろうと、玄関とリビングの網戸近くに置きました。
でも数日経っても数匹しか入ってなくて、あまり効果がなかったんですよね(。。;)
それでコバエがホイホイのパッケージを改めて見てみると
「キノコバエ等種類によっては誘引されません」
ちゃんと見るべきでした…( ゚Д゚)
その表示の通り全くと言っていいほど誘引されなかったです。
出費は痛いし、毎日の殺虫剤の塗布でスプレーもどんどん減るので、2ヵ月で合計10缶以上は使ったと思います・・・
最初は、スプレーを掛けるだけでしたが、その後生き返ることがわかったので、落ちたキノコバエはホウキで集めて袋に入れて、そこにもスプレーをして密閉して、その都度捨てることにしました。
それでも気温が25~30度までの日はクロバネキノコバエの活動が活発になるようで、毎日200~300匹は駆除していたと思います。(いや…もっとかな><)
クロバネキノコバエは体調が1ミリ程で、普通の網戸も平気で潜り抜けてきてしまうくらい小さいので、どこで卵を産んでいるのか調べるのは難しいそうです。
だから余計に研究が進んでいないんだと思います。
最終的にクロバネキノコバエにした対処法
本当に嫌で色々試しました。
蚊取り線香を焚く
コバエがホイホイを置く
ハエトリリボンを垂らす
ハエトリシートを軒先に垂らす
網戸用殺虫剤を塗布する
網戸を毎日ホースの水圧を強くして水浸しにする
網戸に止まっているものを見つけたら、そこに集中的にスプレーをかける
その中でも一番手間がかからず、効果があったものはダイソーに売っているハエトリシートをハンガーの両端につけて、軒先にかけておくことですね。
クロバネキノコバエの活動が活発な時は、毎日そのシートが真っ黒くなるくらい捕れていました(><)
黄色いシートで全体が粘着性の高いねばねばがついているものです。
使用後もハンガーから外して、すぐ捨てられるので面倒がいらずすごく簡単でよかったです。
ハエトリリボンはベタベタのリボンが風でいろんなところに巻き付いたり、くっついたりします(>_<)
周りが汚れてその掃除が大変だったのでオススメしません。
その点シートはテープでしっかり固定して、下に重りをつけておけば風で舞い上がって、いろんなところにペタペタ貼り付かないしオススメです^^
この対策が功を奏したのか、気温が高くなって活動出来なくなったのか、7月下旬には姿を見ることはなくなりました。
クロバネキノコバエが大量発生した場合の対策まとめ
殺虫剤をかける
⇒かけた瞬間は効いて飛んでいたものも落ちる。
でも殺虫剤のかかり方が悪いものは、その後復活して動き出すので、ホウキで集めて袋に入れて、またスプレーをかけて退治するといいです。
網戸用殺虫剤を塗布する
⇒これはあまり効果がなかったと思います。
塗布した直後は少し効果があったかと思いますが、時間が経つとすぐに戻ってきました。
溜まり場になっている網戸を水圧の強い水をかけて水浸しにする
⇒これも一時的にはいなくなりますが、あまり効果はありませんでした。
網戸に止まっているものを見つけたら、そこに集中的にスプレーをかける
⇒これはしっかりスプレーがかかるので、そのあと復活することはないので効果はありますが、とても多くの殺虫剤を使うので費用的にも健康面でも得策ではないと思いました。
蚊取り線香を焚く
⇒数時間は寄り付かなくなったので成功かと思いましたが、少ししたら慣れてしまって、あろうことか蚊取り線香入れの中にまで入り込んで溜まり場になっていました(>_<)
長時間使用すると周りの家にも迷惑になりますし、効果は全く感じませんでした。
コバエがホイホイを置く
⇒これはパッケージにも書いていますが、キノコバエは種類によって誘引されないということなので、残念ながら効果は全くありませんでした。
ハエトリリボンを垂らしておく
⇒効果はすごくあるけど、リボンがヒラヒラするので色んなところにくっついて掃除が大変です。
ハエトリシートを軒先に垂らす
⇒ハエトリリボンと変わらない効果がある。
リボンより後始末が簡単ですし、色々なところにくっつかないのでこれが一番オススメです。
他にもあるかと思いますが、私が試したものを紹介してみました。
ハエトリシートはダイソーで5枚入り110円で購入出来ます。
費用も安価で後始末も簡単で汚れないのでこれが一番だと思いました。
研究のあまりされていないクロバネキノコバエなので、どういう理由でどういうところにどのようにして発生するのかはよくわかっていません。
我が家の様に突然発生するかもしれません。
人体に無害だからといって、毎日目の前を何百匹も飛び回られて良い気分ではないですよね(;・∀・)
もしクロバネキノコバエが発生した時は参考にしてみてください。