我が家はもともと住んでいた古い家を壊して、新築に建て替えました。
その時、実家の山のヒノキや杉の木を使って新築の柱にしてもらったんです。
1本の丸太から取れる柱は1本。
柱は四角形です。
なので丸太を柱にする場合、中心を四角に切るので4つの切れ端が残ります。
我が家はヒノキの丸太の切れ端を壁板に加工してもらって、2階の納戸と小屋裏の壁材にしました。
新築当時の色や香りが5年経つと、どう変化したのか詳しく紹介したいと思います。
新築の納戸と小屋裏の内装はヒノキ板材①納戸
新築当初の色や香り
画像は施工途中の納戸です。
壁材に使うヒノキは節のないものを選びました。
木目がキレイですよね(^^)
ヒノキの色も色々ありますが、我が家のヒノキ材は白にピンクがかった色が入っていて可愛い印象でした。
香りもヒノキの良い匂いです。
納戸にはもったいないですね(;・∀・)
豪華過ぎます。
でも物を置くということを考えると、生木のヒノキは湿度も調節してくれるでしょうし、カビも生えにくくくなるので良いアイデアだったと思います。
5年経った色と香り
木の色は年々変化します。
これは最初から覚悟の上でした。
新築当初はピンクかかった白でキレイでしたが、5年の月日が経ったことでそのピンクと白はなくなりました(^^;)
画像の通り落ち着いた木の色です。
これはこれで変化も楽しめますし、第二形態ということで、この色も楽しみたいと思います。
匂いも当初は部屋に入っただけで、ヒノキの良い匂いがしました。
でも5年の間に徐々に香りは失われて、部屋に入っても全く匂いはしません。
夫はヒノキの香りが大好きなので残念みたいですが、これは仕方ないですよね(^^)
新築の納戸と小屋裏の内装はヒノキ板材②小屋裏
新築当初の小屋裏
前に「小屋裏(屋根裏)収納は必要?はしごではなく階段にすると使い勝手良い!」という記事で取り上げた小屋裏は、壁も床も天井もすべて納戸と同じヒノキ材です。
この小屋裏の内装は新築完成から半年後、私の父が主体で家族でDIYしました(*^^*)
部屋は一番高いところでも140センチ。
屋根が片流れ屋根なので、奥に向かってどんどん低くなります。
なので一番低いところは100センチしかありません(>_<)
その中での作業はなかなか大変でしたね。
夏の小屋裏は暑くて作業どころではないので、父の仕事が忙しくない時期の12月に作業を開始しました。
広さは5畳、天井高は100~140という小屋裏に工具を運びいれ、まだカットされていない3メートルの板材を外から家の中へ。
そして1階から2階。
最後に2階から小屋裏へ。
この作業は3日に分けて、私1人でやりました。
子どもたちがいると危ないので、長男が園に行ってる昼間、次男がお昼寝している隙を見計らって必死で運んだんですよね(^^;)
今思うと壁に傷をつけずに、よく運び切ったなと思います。
その甲斐あって、こんなキレイに仕上がりました。
父の協力が大きかったですね^^
有り難いことです。
この間の5年点検で当時の現場監督が来て、この小屋裏を見た時、
![監督](https://i0.wp.com/yumomama.com/wp-content/uploads/2020/10/作業員おじさん.png?w=1256&ssl=1)
すごいキレイにやってますね~!
お父さんは大工仕事がとても上手ですね
と言ってくれました。
作業期間は日数にして一週間。
プロに褒めてもらえて嬉しかったです(^^)
5年経った小屋裏
物がたくさん増えたので上の画像と同じアングルでは撮れませんでした(>_<)
ヒノキの色が変わったのが分かると思います。
納戸と同じ落ち着いた木の色ですね。
ここも全面色が統一されたので、余計キレイに見えます^^
ヒノキ材のおかげなのか、高気密高断熱の家のおかげなのか、梅雨時期でも湿気の多い夏でも小屋裏の窓を開けたことはありませんが、カビ1つ生えてません。
父が丁寧に作ってくれたこの部屋はずっと大事にしていきたいです。
ヒノキ柱の経年変化
実家のヒノキを柱に使って建てたという記念が何か欲しいなと思いました。
そこで工務店と話し合って、階段の両側に節のない一番キレイなヒノキの柱を置いたんです。
「こんな風に階段の両側に柱を置いたことはないので、どんな感じになるのか分かりません。」
と言われたので、ちょっと勇気が要りました(;・∀・)
これは構造とはまったく関係のない柱なので、もし気に入らなければ最悪切ってしまえばいいかという覚悟で置いてもらったんです。
それが今では家のシンボルみたいな存在になっています(^^)
スベスベに磨かれたヒノキの質感がとても気持ち良くて、子どもたちもよく触ります。
それに子供達が小さい時はこれに掴まって下りることが出来たので、むしろあって助かりました。
5年経過した柱
新築当初は上の画像のように薄い木の色にピンクがちょっと入っていて、とてもキレイな柱でした。
それが5年経つとこんな色に変化。
ピンク色はどこにもありません。
後ろの建具とほぼ変わらない色になったので、家全体での統一感も増した印象です。
まとめ
我が家のヒノキ材と柱は、もともとピンクかかった色をしていました。
それはそれですごくキレイでヒノキという感じでしたが、5年経った落ち着いた色も素敵です。
ヒノキ材の良いところはこの経年変化かもしれませんね。
人と家と一緒に年を取って変化している感じ。
私はその変化をとてもいいなと思います^^
木の雰囲気が好きな方にはおすすめです。
これからお家を計画される方でヒノキの内装を考えられてる場合は是非参考にしてみてくださいね(*^^*)