家を建て替える時、和室は絶対作りたいと思っていました。
でも前の家の畳は夏になるとダニがよくわいて、私も家族も結構噛まれていたんです。
い草の畳は張り替え直後は緑色でいい匂いがして気持ちいいんですけど、それもすぐに色あせてきて擦れてボロボロになってしまいます。
我が家は2人とも男の子でやんちゃなので、余計に心配だったんです。
和室を作る時それが唯一心配なところでしたが、和紙の畳にすることで全部解決しました(^^)
傷にも色あせにも強く、ダニの発生も抑えられるのでとても快適です。
実際に生活してみた感想を紹介していこうと思います。
和紙の畳は傷に強い
い草の畳に比べると和紙の畳は高かったので正直少し悩みました。
和紙の畳は半畳で10,200円、い草の畳はピンきりですが1畳10,000円~です。
和室は4畳半なので和紙の畳で91,800円かかりました。
普通の畳に比べると倍の価格なので、最初は高いと思っていました。
でも住んでみるとすごく快適だったので、和紙の畳にして大正解でした。
今住んでから5年以上経過していますが、傷や擦れは気にならない程度ですし、色あせは全くありません。
我が家は息子が2人いて、新築に引っ越してきた当時2才と5才でした。
まだまだ言うことが聞けないやんちゃ盛りの息子たちが、毎日おもちゃで遊んだり、車のおもちゃを引きずったり、何かを投げたりと色んなことをして遊んでいましたが、それにしては傷は少なく目立っていません。
あれほどやんちゃの限りをつくされても、表面のキレイさを保っているのはすごいと思います。
反対に和室に隣接しているリビングの無垢のフローリングは、パッと見キレイですが、よくよく見ると凹みと傷がいっぱいです。
奮発してナラの無垢にしたんですけどね(^^;)
でも無垢にしていたお陰でそんなにデコボコが気にならないので良かったです。
これだけやんちゃをされると普通の畳だったら、早々に畳の表替えをしないといけなかったと思います。
それを考えると初期投資は高かったですが、和紙の畳にしていて良かったと思います。
色褪せもないですし、擦り傷も目立つものはないので、見た目は新築当時を変わりないです。
度々畳の表替えをしたくないという場合は和紙の畳はおすすめです(^^)
和紙の畳は傷だけじゃなく水にも強い
子どもたちが飲み物をこぼしたり、トイレトレーニング中は何度か畳の上でも失敗してしまったことがありましたが、ニオイもシミも全く残っていません。
本当によく飲み物もよくこぼしてましたが奥まで染み込むこともなく、さっと拭き取れば問題ない範囲でした。
さすがに何時間も置いてしまうとどうなるか分かりませんが、日常のちょっとした水分で表面が変になることはなかったですね。
前の家は普通のい草だったので、何かをこぼしてしまうと乾くのが遅くて大変でした。
それを思うと和紙の畳は耐水性も高いので、小さなお子さんがいらっしゃる方や、家をキレイに保ちたい方には最適だと思います。
和紙の畳はダニが発生しにくい
新築にして引っ越してからダニに噛まれることがなくなりました。
前の家は築50年以上の古い昭和の家だったので、床は大半が畳の部屋だったんですよね。
そのため夏になると家族で数ヵ所刺されていたので、畳に針を刺して殺虫剤を噴射するスプレーを定期的にしないとダメでした。
そんなこともあって新居ではダニが湧かない畳を選びたかったんです。
工務店さんの勧めで和紙の畳が良いということで選びましたが、大満足です(^^)
ダニに噛まれることはなくなりました。
和紙の畳は傷に強いだけじゃなく利点がいっぱい
ここまで和紙の畳の良いところをみてきましたが、ポイントをまとめます。
・傷に強い
・耐水性がある
・耐久性がある
・色褪せをしにくい
・ダニが発生しない
・色が選べる
・表替えの必要がない
このメリットは実際に住んでみるとより実感できました。
決して過大評価しているわけではないです(^^)
ただ一つ、畳独自の良い匂いはないのでそこはデメリットです。
畳のい草の香りってすごく癒されるし、良い匂いですよね。
それを求められている場合は和紙の畳は物足りないかもしれません。
でも私にはそれをカバーするのに十分なメリットがあるので大満足です。
私はオーソドックスな若草色を選びましたが、おうちの内装や好みによって色んな色を選べるのは和紙の畳の嬉しいポイントだと思います。
普通の畳に比べると高いと思うかもしれませんが、色褪せもなく傷にも強く、普通の畳のように摩耗しません。
新品の状態を長く保ってくれるため畳表の張り替えなどがいらず、長い目で見るとかなり節約になるのではないかと思います。
和室の畳で迷った時は参考に検討してみてください。