パソコン関係の配線を設置する場所って結構悩みどころですよね。
パソコンはWi-Fiがあればどこにでも置けます。
でもWi-Fiを利用するためにはルーターが必要です。
それを繋ぐために配線が色々必要になってくるので、その回りは結構ごちゃつきます。
その配線類のことも考えて配置を設計してもらえば良かったんですが、私が新築にした当初そんなアイデアは全く浮かびませんでした(><)
なので普通にリビングのパソコンを置いてある場所に丸見えの状態で置いてあります。
でも最近注文住宅を建てた妹の家では1階のパントリーの一番上の段にパソコン関係の配線やルーターを設置しています。
今は家にインターネット環境があればWi-Fiを利用して無線でインターネットをしていると思います。
Wi-Fiがあれば配線やルーターは隠してしまっても問題ありません。
ごちゃごちゃしたコード類が目に入ることがないのでとてもすっきりします。
小さいお子さんが引っ張って壊してしまうリスクもなくなって、Wi-Fiの特徴的にも良いアイデアだなと思います。
詳しく紹介していこうと思います。
Wi-Fiの電波はルーターから球体状に飛ぶ
電波はルーターから360°球体状に広がります。
また金属に当たると反射しますが、ガラスや木などは透過する性質を持っています。
その特性からWi-Fiの電波を効率的に家の中に行き渡らせるために、次のことに注意しましょう!
1階の床に直置きはしない
電波は球体状に広がるので1階の床に直に置いてしまうと半円状にしか飛ばなくなってしまいます。
そのため2階へ電波が届きにくくなります。
電波を有効活用するために1階に設置する場合は、妹の家が実践しているように天井に近い棚の一番上に置くなど工夫すると良いでしょう。
窓際に置かない
電波は金属には反射して跳ね返りますが、ガラスはすり抜けてしまいます。
窓は家の端にあるので窓際に置くとルーターから出ている電波の半分は、そのままガラスをすり抜けて外に出ていってしまうんです。
折角の電波を外に逃がしてしまうともったいないです。
それに家の中に十分電波が広がらないので、電波が弱いところも出てくるかもしれません。
そんなことにならないようルーターは窓の近くには置かないよう気を付けましょう。
金属製で出来たものの中や金属の棚に置かない
Wi-Fiの電波は木やガラスはすり抜けますが、金属製のものに当たると反射してしまう性質があります。
出来るだけ金属製の物の近くには置かないようにしましょう。
金属製のラックは見た目もすっきりしていてオシャレですが、Wi-Fiのルーターを設置するには最も向かないものなので注意が必要です。
なるべく家の中心付近に置く
Wi-Fiの電波が球体状に広がる性質から家の隅々に行き渡らせたい場合、家の中心にルーターを置くことで効率的に電波を活用することができます。
妹は1階の家の中心部にあるキッチン横のパントリーの棚の一番上に設置しているので、効率的に電波が家中に行き渡っていると思います。
それによく居る場所に設置するとより強力な電波をキャッチできるので、リビングの隣にあるパントリーの中はその点も利にかなってますよね。
我が家も一応1階の家の中心付近に置いてありますが、天井に近くはなく床から50センチ程度の所に置いてしまっています。
今のところ2階でもインターネットを使えてるので支障はありませんが、電波は1階より弱いんだと思います。
これから新築を考えている方でパソコン関係の配線を見せたくない場合は、是非参考にしてみてください。
まとめ
新築でパソコン周辺の配線をスッキリさせたい場合、家の中心部の天井近くに設置するのがベストの位置です。
天井近くは収納棚などの上でない限りなかなか難しいと思いますが、設計時に建築会社にその旨を言っておくことで、Wi-Fiの電波を有効活用できて配線もスッキリ隠せる置き場所を考えてくれると思います。
新築を考える際にインターネット接続を考えている場合は、参考にしてもらえると配線が剥き出しにならず、ネットにも繋がりやすく快適なおうちを手に入れられると思うので是非参考にしてくださいね。